以前3ヶ月入院したことがあるのですが、なんせ暇なんですよ。入院し始めは痛いだのしんどいだの苦しいだので、余り退屈には感じなかったのですが、症状が落ち着いて療養してるような状態になってくると暇で暇で…(その時modoを知ってれば!)。まあ図面を書いたりパースを作成したり新しいソフトを覚えたりとかはしてたのですが、人間これだけ寝れるもんやなと感心するぐらい眠ってましたねえ。テレビも全然見ませんでした。その間外出は基本的にダメだったのですが、こっそり近くのコンビニに本でも買おーと行った時に「バガボンド25巻」があったんです。宮本武蔵のことを描いてる漫画やというぐらいは知ってたので何となく買ってみたんですが、ハマリました。内容としては前から因縁のあった伝七郎との対決がメインなんですが、各登場人物の色々な事情に感情移入し、それぞれの立場で色々考えて読んでいると何度読んでも飽きない巻だと思います。その後退院し、ちょっとづつ「バガボンド」を買い集めて、吉川英治さんの原作も読み、司馬遼太郎さんの「真説・宮本武蔵」を経て「五輪書」を読んでみたのです。すると目立つような場面ではないのですが「あ!五輪書に書いてた!」的な細かい描写がバガボンドには所々に見えるような気がするんですよ(井上雄彦さんは意識してるのかなあ。僕よりは間違いなく熟読してるでしょう)。その細かい描写の中で、僕が勝手に気づいたり思い込んでる所なんかをこれからちょくちょく書いていこうかと思ってます。変なこと書かないようにもう一回読んでおきます。
目つき悪!
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