野立て傘

よく日本庭園風の庭なんかに立ってる濃い朱色の傘がありますよね。床机とセットになってて、座ってお茶なんか飲んだり。以前展示会で開場全体を「京都風で統一して」という要望があった時に使ったのですが…。世の中便利な物で、レンタルしているところがあるんですねえ。それでエントランスの両サイドに襖風の壁を立てたり、石を置いたり、3メートルぐらいの木を立てたりして、お客さんも「ええやん！」と言ってくれてました。それで問題の野立て傘をちょっと休憩するような所に立てようと箱から出すと、凄い匂いが漂ってきまして…。たぶん前に借りた方が雨に濡らしたか何かで乾かさずに返却したと思われる異臭がその近辺に…。まあみんなで話してて、「このまま立ててたら明日には匂い消えるやろ」と気になりながらもそのままにして作業を続けてたのですが、見てるとそれを知らない誰かが通るたびに「おえ！」とみなさん同じリアクションをしてるのですよ…。匂うので仕方ないし、あまり笑ってる場合ではないのです。笑ってはいけないと解ってるのですがそう思うと余計におかしくて…。そこに座って談笑されてる風景を見たときはもう…。まあ、朝心配しながら会場に行ったときには匂いはなくなってましたが。みなさんも野立て傘をレンタルした時、もし濡らしてしまった時は必ず乾かしてから箱に入れて返しましょうね。話は変わりますが、昨日やけくそでレンダリングした画像をアップしたのですが、激しい後悔に見舞われましてちょっとやり直してみました。大体こんな感じで仕上げて行きたいと思います。これからはちゃんと丁寧にやっていきますので、見捨てないで下さいね。